TOEIC800点目指すなら2つの参考書をやるだけで良い
こんばんわ、農学部生です。
もう11月も後半に差し掛かろうとしてますね。
ついこの前まで夏だった気がするんですが、あっという間に肌寒くなってしまいました。コート買わなきゃなあ。
さて今回はTOEICの話です。僕が受験したのは2018年の4月と6月の2回です。
大学生は院進学にしろ、就活にしろほぼ間違いなく使う機会が現れると思うので、良ければこの記事を参考にサクッと対策してみてください。
~はじめに~ TOEICを受けようと思った経緯
僕が受験したのは大学3年の春です。
大学3年時はまだ大学院進学に気持ちが傾いていて、自分の行きたい研究室を調べてました。その過程で自分の行きたい研究室がある研究科は受験時にTOEICのスコアを提出しなきゃいけないことを知りました。
また、当時すごく気になっていた東工大院の研究室に訪問した際、
「800点台に乗ってれば英語で落ちることはまずないし、東工大生でも800点台の人はそんなにいないよ。」
と院生の方がおっしゃっていました。そこで今のうちにちゃちゃっと800点くらい取っちゃおうと思ったわけです。
ちなみに大学院受験の英語に関しては分野にもよると思いますが、
って感じでした。
東大の新領域と京大の生命科学研究科はTOEICも使えたはずです。
僕は800点を目標に受験しましたが、院生の方の話や大学院受験のブログを複数徘徊した結果、600点超えていればマイナスにはならないみたいです。
理系は英弱が多いのかもしれません。
ひとまず受けてみたら以外と低かった件
そこで早速腕試しを兼ねて対策せずにぶっつけで初TOEIC受けてみました!
その結果、695点。
なんも対策せずに受けたので、まあこんなもんなのかなって感じでした*1。あわよくば一発で800点とれるかなって思ったんですが、、、甘くなかったですね。
800点まであと100点ほどあげないといけません。100点上げるために必要な部分を洗い出した結果、以下の2点をつぶせば800点超えるかなという感じでした。
- 読むスピードが遅く、解答時間が足りない
- リスニングが弱く、ミスが多い
何度も受けると受験料がばかにならないため、次の試験で達成できるように勉強の計画を立てることにしました。。
使うのは公式問題集と単語帳だけ。
TOEICって大学院入試はもちろん就活生や社会人も受ける試験です。日本で一番メジャーな語学試験でしょう。本屋に行けばTOEICコーナーが必ずあります。
受ける人数が多いため、当然いろんな出版社からこれでもかってくらい対策本が出ています。正直どれ買えばいいかわからないレベルです笑
僕はとにかくお金のない大学生でしたから、単語帳と問題集を1冊ずつだけ買ってそれを完璧にする方針にしました。
そんな僕が買った参考書が金のフレーズと公式問題集です!
金のフレーズ、通称「金フレ」です。
TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ (TOEIC TEST 特急シリーズ)
- 作者: TEX加藤
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2017/01/06
- メディア: 新書
- この商品を含むブログ (1件) を見る
単語帳ですね。僕は受験生時代ぶりに買いました笑
TOEICで頻出の単語がまとまっており、短めのフレーズも例文として載っていてかなり覚えやすい単語帳です。
雰囲気はシステム英単語に似ています。というかシス単のパクリなんじゃなかろうか
もちろん音声もあります。abceedというアプリを入れると無料でダウンロードできて、通学時間などちょっとした時間に勉強ができます。
単語を覚えるときは、
- 単語を見た瞬間に意味が分かる(目安2秒くらい)
- 何度も例文を音読して暗記する
を意識してください。
英文をスラスラ読むには単語の意味くらいで悩んでいてはだめです。だから目に入ったと同時に意味が浮かぶくらいまでやる。
また、単語を紙に何度も書いて覚えようとするのはあまりおすすめではないです。時間がかかるだけなので、音読をして目と耳で覚えるようにしましょう。自分で例文を音読することでリスニング力も身に付いていきます。
TOEICを運営している会社が出している問題集。
公式TOEIC Listening & Reading 問題集 5
- 作者: Educational Testing Service
- 出版社/メーカー: 国際ビジネスコミュニケーション協会
- 発売日: 2019/06/21
- メディア: 大型本
- この商品を含むブログを見る
TOEICを実施している会社が出している問題集なんてやるしかないでしょ!
中身はTOEICの試験形式まんまの問題が2回分収録されています。
これで3000円はちょっと高いような気もしますが、、、これと単語帳だけなら5000円くらいです。それで800点取れるならコスパは悪くないと思います。
単語は週400個、問題集は週1回分を目安に勉強しよう
参考書を買いよし勉強するぞ!と意気込んだはいいものの、怠惰な大学生活を送ってきた僕にはもう大学受験時のような集中力はこれっぽっちも残っていませんでした、、笑
集中できないのは仕方ないので、ゆったり進めることにしました。問題集も1日で一気に解かず、1日1大問くらいを目安に解いていました。単語は通学時間等を使い1日100個を目安に例文の音読をしていました。とにかくやる気が薄かったので、10分程度しか勉強しない日なんかもたくさんありました、、笑
勉強の流れとしては、
金のフレーズ
- 1日目~4日目 100 word/dayを目安に暗記。
- 5日目~6日目 1日目~4日目で覚えた単語を復習。
- これを繰り返す
公式問題集
- リスニングかリーディング大問を1日1つ解く
- 1回分が終わったら合計点を出して目標まであと何点どこでとればよいか考える
- 間違えた問題中心に音読する
単語帳と公式問題集のどっちも一番大事なのは音読することです!
とにかく音読しまくってください。
音読は英語のスペルと発音をリンクさせやすく、リスニング力もリーディング力も身につきます。
当たり前ですが、自分で発音できない文章を耳で聞いて理解できるわけありませんから、リスニングが苦手な人はぜひ音読を多めにやってください。
長文読解もリスニングの原稿もとにかく自分で音読してみる。1スクリプトにつき最低20回は音読すること。
それから何度も復習することも大事です。
1日1日を完璧にするのではなく、70%くらいの完成度で何度も復習しつづける方が効率よく覚えることができます。
これが800点への近道です。
この方法で2ヵ月勉強した結果!
さて本番を迎えた6月。
リスニングはいつも通り問題文の先読みをしていき無事終了。
リーディングでは文法は秒で解きまくり、わからなければすぐ次に進む。
その分文章題で少し時間を割く戦法。ここでもわからない設問はすぐ飛ばします。
そして最後の余った時間で見直し。このときは5~10分程度余って解き終えたので、文法問題と自身のない読解問題をもう一度見直しました。
そして、、、、
無事800点取れました!
800点目標でやってきましたが、まさか800点ぴったりになるとは思いもしませんでした笑
正直試験終わったときは800点台に乗らなかったかなあという感触だったので(予想は750くらいだった)、以外に点数が高く出てびっくりでした笑
まとめ!
- 800点取るのに使う参考書は金フレと公式問題集だけ。他はいらない。
- ゆるく勉強してもいい。ただし復習は何度もすること。
- とにかく音読を何度もする。1文章最低20回はやること!
つまりいろんな参考書に手を出さず、復習と音読を大切にすることさえ守れば800点は到達できます!
TOEICが必要な方はぜひ復習と音読を大事に勉強してみてください!