受験生を4年間見てきて感じた第一志望に受かる人落ちる人
こんにちわ、コロナウイルスが怖くて迂闊に外に出れない農学部生です。
家だと卒論が1ミリも進まないので、大学に行ってやろうかなと思っていたんですが、下手に外に出ると新型コロナウイルスにかかるんじゃないかという恐怖があってなかなか出る勇気が出ません、、
大学に行くまでに何度か満員電車に乗らないといけないので、どうしてもいかないといけない状況にならないと行けませんね。
明日は塾の授業もあるので、早めに出て大学で卒論の続きを書きたいと思います。
相変わらずモチベは上がらずじまいですが、、、
さて今回ははてなブログの今週のお題にあった「応援」を題材に記事を書きたいと思います。
4年間塾講師・家庭教師としてやってきたので僕が書けるのは受験生の応援だと思うので、それをテーマにします。
ただ受験生への応援メッセージを書いても面白くないので、今まで多様な生徒を見てきて身についた講師から見た受かる子落ちる子の特徴を書いて、応援としたいと思います。
受かる人は根拠のあるプライド、落ちる人は根拠のないプライドを持つ
まず僕が見ていて
「ああこの子はたぶん落ちるな、、、」
と一番多く感じるのが、根拠のないプライドを持っている生徒。
偏差値60~70の高校にいて、市内、区内ではトップだけど県内だと5~10番手の高校の子に多いです。自称進学校レベルですね。
こういう子たちは普段周りに頭が良いと言われるからか、自分の実力を顧みずプライドだけがいっちょまえなパターンが非常に多いです。
講師から見るとたかだか市町村で1位だからって調子に乗るなよと言いたくなります笑
そういう中途半端な生徒はたいていこんな感じです↓
- 高校や塾の先生に言われたことを素直にやらない
- 応用ばかりで基礎的な参考書をおろそかにする、やらない
- MARCHや関関同立をバカにする
- 宿題をやらない言い訳ばかりで改善してこない
- 模試で低い点を取っても言い訳しかしない
こういう生徒が実は結構います。
そしてこういう生徒は大半記述模試や大学別模試を受けません。自分の本当の実力を知りたくないんでしょう。塾にもセンター模試や進研模試の結果しか持ってきません。
僕が今まで指導してきた生徒の中にも何人かこういう子が何人かいました。明らかに基礎ができていないのに基礎をやらず、それを注意しても全く聞かない。
結局センター試験も7割がせいぜい。バカにしていたMARCHも落ちる。
浪人してもプライドがあるからまた同じような1年を過ごす。
バカらしいですよね。
そんな自尊心さっさと捨てないと落ちるのに。
これに対して受かる人は根拠のあるプライドを持っています。
すなわち記述模試で確実に偏差値70を超えていて、英語には絶対の自信があるとか、死ぬほど演習量をこなしているから物理の計算は絶対落とさないとか、毎日自習室が空いた瞬間に来て閉まる時間に帰っているから誰にも勉強時間は負けないとかね。
そういう具体的かつ根拠があるうえでプライドを持って試験に向かえる人は受かっていくパターンが多いです。
受かる人は分析が多い 落ちる人は言い訳が多い
受かる人は常に自己分析をしていて、自分に足りないものを補おうとしています。模試を受けたらそのままにせず、何を補強すれば間違えた問題を正解できたか、そのためにどんな勉強をすべきか。
これを理解できている子が非常に多いです。
逆に落ちる子は模試を受けても
「なんか調子が悪くて」
「得意分野が出なくてたまたまミスが多かった」
など言い訳が多いです。
具体的にどの科目、どの問題、どういう設問でミスしたのか、その対策は何をすれば良いと考えているか。
これを問うと大体曖昧な答えしか返ってきません。
授業で少し聞けばどの程度真剣に自分の弱点を埋めようとしているかすぐわかります。
聞かれたときにすぐ自分の足りないところ、その対策を言えないようでは到底志望校に受かるとは思えません。
自習室には来ているけど実質勉強時間が少ない人は落ちる
これ生徒たちを見ていると案外当てはまる人がいます。
自習室には朝からきて22時まで自習室に来るけど、30分に一回くらいの頻度で外に出ていく。
何しているのか聞くとスーパーで買いものしてたり、気分転換に散歩していたりしますというんですが、高頻度でそれをやっている人は集中できていない証拠です。
もちろん気分転換は集中力を長く持たせるためには絶対に必要なことですが、それをあまりにもとりすぎると単に勉強時間が減るだけで逆効果です。
どうしても頻繁に外を散歩したいのであれば、散歩中も単語を聞くとか、歩きながら数学の問題を1問解くとか(危ないので気を付けて)する等気分転換中も何か勉強していましょう。
また、お昼の時間にラウンジでたむろして長々とごはんを食べる人たち。
間違いなく落ちます。
友達とお昼ご飯くらい一緒に食べる、それ自体は良いですが時間をきっちり決めて食べるようにしましょう。昼晩で30分ずつとかね。
時間を決めずに食べてるグループは気づくと2時間くらいしゃべり続けているのをちょいちょい見かけます。
注意しましょうね。
分かったつもりで終わらせている人はヤバイ
間違えた問題の復習でわかった!と思っても実際ちゃんとわかってない人がいます。
僕のイメージだと現代文とか数学で比較的起こりやすいです。
これは非常に自分で気づきづらく、難しい問題です。さらにある程度ちゃんと受験生をやってきて、自身がついてきた人ほど気づけなくなり、抜け出せなくなることも多いです。
これはもうとにかく自分でシビアに問題の解きなおしを行うしかないと思います。
間違えた問題を1か月後何も見ずに解いて100%間違えないように復習できていますか。
復習して解けるようになった判断は1か月後に同じ問題で絶対ミスしないレベルにあるかを基準にしてください。
今わかったからOKじゃありません。1か月後もわかるを目指して復習をするようにしましょう。
受験は量×質。やった分だけ報われる超公平な競争。
受験勉強は結局
量×質
です。
どんなに自己分析をして自分にとって効率の良い勉強をしていても周りの受験生ががりがり勉強している以上量もある程度はこなさないといけません。
一概には言えませんが、大体の受験生の場合10時間はやらないと駄目でしょうね。
ライバルはみんなそれくらいやってます。
逆もしかりで自分の身にならない勉強を長時間してもあまり成績はあがりません。
結局のところこの二つの要素を両方上げきれた人が順当に合格していくと考えてよいでしょう。
受験生のみなさんはぜひ受かる人の特徴になるように勉強をしましょう。
受験生のみなさんが無事志望校合格することを切に願ってます。
今週のお題「応援」